はじめる前に
先に前提としてお伝えしたいことがあります。
ここで解説している女性性・男性性という言葉は、
あくまでも伊藤流深層心理学の中での定義です。
そのため、
他の心理学や提唱者が使っている同じ言葉とは
中身が違うことがあります。
また、詳細は下記で解説していきますが、
伊藤流深層心理学における定義としては
- 男女論ではない
- 性別・ジェンダーの話ではない
- 社会的役割論でもない
ということもこの時点でご理解いただければ幸いです。
女性性・男性性という言葉は、
誰かを裁くための言葉ではなく
自分自身を理解するための地図です。
これらを踏まえたうえで、本編へお進み下さい。
なぜ「女性性・男性性」という言葉を使うのか
現実がうまくいかない時、
「自分と自分がケンカをしている」
「どっちが正解なのかがわからない」
「一緒に生きていきたいだけなのに、
何かを犠牲にしなければいけない気がする」
こんな葛藤を感じたことはありませんか?
- 自分と自分の葛藤
- 相手と自分の葛藤
- 何を優先するか
こんな風に[対立][ケンカ]という状況に
なっているかと思います。
僕が[男性性・女性性]という言葉を使うのは、
これらの対立を終わらせるための考え方を
わかりやすく伝えるためです。
伊藤流深層心理学の基礎的な考え方に、
自分を「頭」と「心」に分けて考えると
状況が整理しやすくなる
という前提があります。
その理由はとてもシンプルで、
心理学やスピリチュアルでよく言われる
「自分と向き合おう」という言葉を聞いたとき、
「いや、自分は一人しかいないけど?」
と感じた瞬間、思考が止まってしまうからです。
そこで伊藤流では、
[わかりやすさ]と[現実の変化]を重視し、
あえて自分を
・考えて判断する側(頭)
・感じて反応する側(心)
に分けて捉える
という整理を採用しました。
すると、あることがはっきり見えてきました。
それは、
頭と心は、同じ「自分」でありながら、
そもそも役割(機能)がまったく違う
という事実です。
頭は「どうするか」を決める役割を持ち、
心は「何を感じたか」を知らせる役割を持つ。
この役割の違いを整理していった結果、
伊藤流ではこれを
頭 = 男性性
心 = 女性性
と表現するようになりました。
あとひとつだけ
ここで覚えておいて欲しいことがあります。
ここで言う男性性・女性性は、
人が生まれ持っている
判断する力(頭)と感じる力という、
その機能の違いを示す言葉である
ということです。
そしてこの二つは、
それぞれの役割が噛み合わなくなったとき、
人の人生は驚くほど簡単に行き詰まります。
なぜなら、
本来であれば
一緒に力を合わせて生きていけるはずの二人が
ケンカをして関係が破綻してしまった
という状態になってしまうからです。
詳しい解説に入っていく前に、
一旦、女性性と男性性のそれぞれの象徴について
説明させて下さい。
伊藤流における女性性の定義
まずは、女性性の象徴をお伝えします。
- 心
- 内面(本質)
- 感じる(感覚)
- 個性(才能)
- 欲(本能)
- 本音
- 弱さ
- 夜の自分
- 家の中の自分
- 先天性
- 自分軸
- 守られる側
- 受け取る側
伊藤流における男性性の定義
つぎに、男性性の象徴をお伝えします。
- 頭
- 外面(見た目)
- 考える(思考)
- 社会性(集団性)
- 理性
- 建前(表向き)
- 強さ
- 昼の自分
- 社会での自分
- 後天性
- 他人軸
- 守る側
- 与える側
女性性と男性性は必ずセットである
それぞれの象徴を書かせていただきましたが、
ここで大切なことをお伝えさせてください。
それは、先程書いた男性性・女性性は、
それぞれ単体では存在できない
ということです。
コインには表と裏が同時に存在しているように、
人も同じで必ず両方が必要なのです。
そして、
もう一つ大切なことがあります。
男性性・女性性には
それぞれいろいろな象徴がありますが、
その中でもいちばん大切な象徴があって、
それが何かというと
男性性:与える性質・自分から出ていく
女性性:受取る性質・他人から入ってくる
ということです。
これは、呼吸で考えるとわかりやすく、
[男性性ばかりを使うこと]は
[息を吸わずに吐き続けること]と同じなので、
それがそのまま、
「息苦しい」
(呼吸が成立していない)
という体感の理由になり、
身体や現実がうまくいかなくなる原因に
なってしまいます。
だからこそ、
両方バランスよく活かすことが出来れば
人生はうまくいく
ということになるのです。
バランスが崩れた理由は[愛]
ここで、とても大切な話を一つさせて下さい。
[男性性(尽くす)ばかりを使う]というのは、
それほどまでに
その人のことを大切にしたかったからが理由です。
そして、その時の愛し方が
[自分を犠牲にしてまでその人を愛する]
ということになっていたはずです。
うまくいかない現実は、
[自分が悪いから]ではありません。
自分を差し置いて
他人を愛そうとしたからです。
実は
[うまくいかない現実]は、
愛によって生まれてしまうものなのです。
自分が悪かったわけではないし、
他人のせいでもない。
それなのに
不幸な現実に向かっていってしまう。
この負のループを作り出したのは
[自分よりも愛していたから]に他ならないのです。
「じゃあ私は何をどうすればいいのか?」
答えは一択です。
自分と自分の
バランスさえ整えばいい
これが全てです。
その意味がわかるようになれば、
自分を愛しながら他人を愛することが
出来るようになるし、
他人を愛する時に自分を犠牲にする必要も
本当に無くなるのです。
なので、極論ですが、
バランスさえ取れるようになれば、
学び(仕組み・心理学・スピリチュアル)
など必要ないのです。
人生がうまくいかない時は
必ずバランスが崩れている。
必要なことはただそれだけです。
[バランスが崩れたこと]で
[うまくいかない現実]になったのならば、
逆に言うと、
[うまくいかない現実]は
[バランスを取り戻すためのヒント]
になっているはずです。
ズレたときに起きること
少し極端な言い方にはなりますが、
[うまくいかない]=[バランスが崩れている]
この認識で間違いありません。
ただ、ひとつだけご理解いただきたいのは、
ここに書き出したものは、その全てが
心因性(バランスの崩れ)が根本原因であると
断定をするものではない
ということです。
あくまでも、ここに書き出した内容を見た時に、
「あ、これ、私のバランスの崩れが原因で誘発しているかも」
と、思ったかどうかがとても重要ということです。
具体的な例として、
まずは身体にまつわるものからお伝えしていきます。
- 過食
- 拒食
- 衝動(暴力・暴言)
- 感情の暴走
- 感情の停止(麻痺)
- 生理不順・PMS
- ED(勃起不全)
- 濡れない・痛い・挿入拒否
- 早漏・遅漏
- 不眠
- 思考力低下(後天性の発達障害)
- 便秘・下痢
- 過敏性腸症候群
- うつ
- パニック
- オーバードーズ
- 薬物依存(違法薬物・向精神薬)
- アルコール依存
まだまだ上げればきりがないくらい、
心因性に由来する症状は非常にたくさんあります。
次に社会・人間関係にまつわるものでいうと、
- 働きたくない(働かないといけない)
- 止まらない浪費
- ギャンブル依存
- 低収入
- 奴隷のように扱われる
- 成果が評価されない
- 他人からバカにされる
- 感謝されない
- いじめ
- DV
- 犯罪加害・犯罪被害
- 他人の目が気になる
- 自分らしさを出せない
- セックスレス
- (不特定多数と)衝動的にセックスしたくなる
- 乱暴(一方的)なセックス
- 「セックスしたくない」と言えない
- 本音が言えない
- 願望が言えない
- 親に逆らえない
- 子どもに命令してしまう
- 子どもを殴りたくなる
こういったことがあげられます。
これらを読んだ時に、
もし、
「自分のバランスの崩れで誘発しているかも」
と思ったのあれば、
今の自分に起きているうまくいかない現実は、
必ず
自分がバランスを取り戻すために必要な現実になっています。
語弊を恐れずに言うと、
バランスが崩れていることが原因で起きた問題は、
「どんな風にバランスが崩れているのか?」
ということを教えてくれているヒントであり、
そのヒントの内容を具体的に知ることさえ出来れば、
今の自分がやるべき具体的なことが必ず浮かび上がってきます。
実は、先ほど書いた
具体的な内容(過食・セックスレスなど)は、
自分の現実に現れた
バランスを取り戻すための具体的なヒント
です。
伊藤流深層心理学は、
自分の現実に現れたヒントから、
女性性(心)
:なぜ自分のバランスは崩れたのか?
男性性(頭)
:どうすればそのバランスを直せるのか?
それらを具体的に特定し、
根本からバランスの崩れを直していくこと
を目的としています。
もう一度言いますが、
今の自分のバランスを取り戻していくことが出来れば
必ず人生は好転します。
伊藤流深層心理学は、
[カウンセラーが断定すること]ではなく、
[自分で自分の状態を把握できるようになること]
を主軸にしています。
自分が自分の良き理解者になり、
自分と自分が仲直りをすることさえ出来れば、
今まで開けることが出来なかった扉を
本当に開くことが出来るようになり、
今までは不可能だと思っていた未来へと
歩みを進めていくことが出来ます。
もし、
「自分のバランスが崩れているかもしれない」
と思ったのならば、
それは
[現実が好転する可能性があること]
を示唆しています。
自分の状態が整うかどうかが、
混沌とした状況を打破するヒントになると思うので、
諦めて人生を放棄する前に、
もう一度、自分自身と深く向き合うきっかけに
していただければと思います。
心因性の問題との関係
僕はカウンセラーなので、本業は、
[個別に現実の状況を詳細に聞き、
その人が現実を変えていくために必要なヒントを
具体的にお渡しすること]
です。
もっというと、
現実の状況を聞かなければ
具体的に何をすべきかは見つけられない
ということになります。
ただ、それだけでこの話を終えてしまうと
結局、僕がどういう考え方をしているかが
全然わからないと思うので、
このホームページでは、
基本的な考え方をお伝えしていきます。
よくお受けするご相談の内容を中心に
いくつかピックアップして掲載していますので、
気になるタイトルがあれば
ぜひご覧ください。
もし自分に該当するものがなくても、
読んでいただければ伊藤流深層心理学の考え方が
もう少し具体的にわかるようになると思うので、
よろしければ見てみていただければと思います。
読み終わったら、この次の章へとお進みください。
Wake & Hug との関係
伊藤流深層心理学の基本的な概念に
Wake & Hug
という言葉があります。
これは、
自分の中で対立していた二人を戦わせない生き方
を象徴しています。
端的に説明するなら、
Wake:
意識(男性性)が自分自身に対する
見方(評価:セルフイメージ)の歪みに気づくこと
Hug:
本質(女性性)を根本から認めて愛すること
本当の自分として生きていくこと
伊藤流深層心理学の目的は、
[共に在ること]
です。
どちらも殺さない。
ケンカをしない。
一緒に手を結びながら生きていくこと。
これが伊藤流深層心理学が目指すべき場所です。
A:自分が犠牲「あなたのために私が我慢する」
B:他人を犠牲「私のためにあなたが我慢して」
これが絶対にうまく行かない関係を作ります。
そして、
「正解はAとBのどちらかしかない」
この思考が
うまくいかない人生を作ってしまうのです。
目指すべき未来は新しい選択肢である[C]です。
「どうすれば一緒に生きていけるようになるのか?」
「どんな風に考えればこのケンカを終わらせられるのか?」
この答えを一緒に見つけに行きましょう。
今の現実に全てのヒントが隠されています。
その[ヒントを具体的に見つけ出すための方法]こそが
伊藤流深層心理学なのです。
この考え方が向いている人/向いていない人
伊藤流深層心理学には、明確に向いている人と向いていない人がいます。
それは、こちら(僕)が判断することではなく、
「自分が何を望んでいるのか?」
によって、
伊藤流深層心理学が使えるかどうかが決まる
という意味です。
伊藤流深層心理学が向いているのは、
- 自分を責め続けてきた
- 頑張っても終わらなかった
- 原因を本質から知りたい
そのような方で、
逆に向いていないのは、
- 即効性だけを求めている
- 行動指示だけ欲しい
このような方です。
もし、自分の目的と合う方がいらっしゃれば、
きっと力になれると思います。
今まで開かなかった扉も開けるようになると思います。
無料相談で、個別に具体的な状況について
お話をすることも出来ますので、
もしご興味のある方がいらっしゃいましたら
遠慮せずにいつでも話しかけてくださいね。
公式LINEアカウントは24時間・365日、いつでも開いています。
ここから一緒に変えに行きましょう。
まとめ
ここまでの話をまとめると、
- 女性性・男性性は性別の話ではない
- 自分の状態を自分が理解するための言葉
- それぞれの象徴を理解できると世界の見え方がクリアになる
- うまくいかない理由は必ずバランスの崩れ
- うまくいかない現実はうまくいく人生を作るためのヒント
- 「どちらが正解か」ではなく「両方正解」
- バランスが取れるようになれば人生は必ずうまくいく
ということになります。
実際の状況をお聞かせいただければ、
これまでの話が一気にわかりやすくなります。
頭と心で起きているケンカは、
自動車で
アクセルとブレーキを同時に全開で踏んでいるようなものです。
そのままの状態で時間を過ごしていくと、
そのクルマは必ず壊れてしまいます。
壊れて取り返しがつかなくなる前に、
自分と自分のズレ(ケンカ)に気付けるかどうかが
とても重要です。
わからないことがある時は、直接お話をさせていただきますので、
遠慮なく話しかけてくださいね。
こちらから有料メニューへの勧誘行為は一切行っておりませんので、
その点についてはご安心下さい。
皆様の未来が少しでも明るくなるよう、
全身全霊、全力でサポートさせていただきます。
他にもいろいろと解説しておりますので、
気になる記事をご覧くださいませ。
